その瞬間は唯一のものと認識し、期待値へかける
期待値といえば聞こえがいいが、それを実行することは常人には難しく感じる。
期待値的にプラスだと考えていても、その時々の結果はたいていランダムウォークになっており、失敗することも多々ある。
そう、その瞬間とは唯一のものと認識することが非常に大切なのである。
その瞬間に目を向けるのではなく、同じことを20回、100回と繰り返したときにどうなるかに目を向けなければならない。
にも関わらず失敗ばかりが責められる。
そもそも、期待値がプラスの行動をしていたか?という議論がなされない。
なぜなら、他の人にはそういう思考がないからだ。
周りが意にそぐわないことをしている際、考えてみてはいかがだろうか。
上が求めていることをスルーしてまで、なんのリターンを得ようとしているのか?
そしてそれを聞いたうえで、期待値がプラスかどうか?
でアドバイスをしてあげればよい。
思考停止しているほどこういう考えができていない。
人生は有限なのだから、期待値が低いことをやっている暇などないのだ。
2:8の法則からもわかるようにたいてい周りは合っていない。
ならひたすら思考して、圧倒的に成長すべきなのである。
自分の規則に厳格であり、自分の期待に柔軟であるか?
相場でお金をかけるとかけないとでは精神状態には天と地の差がある。
それに加え、シミレーションと圧倒的に違うのは「時間」である。
人間は時間とお金という枷をはめると、一回した売買ルールの元トレードができなくなる。
統計的に期待値はプラスであると考えつつも、その場その場のトレードが唯一のものと考えることは非常に難しい。
それで多くの人たちは、自分の規則に柔軟で、自分の期待に厳格になってしまうのである。
優れたトレーダーは現在の相場は唯一のものと理解している。
過去に似たようなチャートパターンが出現しており、
将来の動きを暗示していようが、その場は「唯一」なのである。
これを理解しないと、自分の期待(予想)を信じ切ってしまいLCを入れないなどの行動を起こしてしまう。
よって本来あるべき姿は。自分の規則に厳格、で自分の期待に柔軟であるべきなのである。
要するに取れるリスクを定義することができるかどうかになる。
そして、統計的に期待値がプラスにいなりたいなら、虎視眈々とそのルールを実行しなければならない。
その場が「唯一」とわかって入れば、過去の負けにとらわれず、同じことを繰り返さなければならない。
25,10日移動平均線は回復した。3/13日を超えるかどうか
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1219/値下がり672と日経平均は下げたものの、値上がり銘柄の数は多い
価格 | 19,251.87 | |
移動平均線 | ||
10DMA | 買い | |
25DMA | 買い | |
60DMA | 買い | |
株価サイクル | ||
出来高 | ||
騰落レシオ ※130以上、70以下で反転注意 | 103 |
4/17日は新値13本に加え、騰落レシオ69と底値シグナルが出てから反発した。
そこから、本日へ向けて株価は上がっている。
25、10日移動平均線ともに上向きとなった。
問題は3/13日の高値を超えるかどうかだ、ここを超えればより相場は強くなるだろう。しかし、ここの多感を超えなければ大きな調整が来るように見える。
今回の上昇トレンド発生からは9か月程度過ぎている。
短期的には買いシグナルではあるが、注意して相場の動きを見ていきたい。
上昇トレンド割ってから順調に下げているが、騰落レシオが低くなっている。
本日の相場は以下の通りとなった。
日経平均 | 数値 | |
価格 | 18,430.49 | -1.71 |
移動平均線 | ||
10DMA | 売り | |
25DMA | 売り | |
60DMA | 売り | |
株価サイクル | ||
出来高 | ||
騰落レシオ ※130以上、70以下で反転注意 | 76 |
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1091/値下がり792と買いが優勢。証券会社の新規カバレッジが入ったアドバンテストが大幅上昇。1Q好業績観測が報じられたキヤノンに買いが入った。
決算発表が多い時期だが、地政学リスクが高いせいでなかなか日経平均は上がらない。
3/31に8か月ほど続いた上昇トレンドをブレイクし、その後順調に下げ続けている。
10、25、60日移動平均線ともに下げを示すシグナルを出している。
しかし、ここ最近の騰落レシオは60~70台を示しており、底値圏を表すシグナルを出している。
新値も10本を超えており、そろそろ一旦「押し目」のような調整が来るか?
ポジション用の玉を仕込みたいところだが、個人的にはもう少し暴落してから
ポジション用の買い玉を仕込みたいと考えている。直近の短期トレードでは「売り
」
反転を警戒しながら機会と良い銘柄が発見し次第、根の玉を仕込んでいくのが吉となるだろう。
相場はどれだけ考えても100%あたることなどありえない。
期待値が高いと考えたところにいかに、参入でき、そのリスクをヘッジできるかできないかで生涯の収益が変わってくる。
個人に合ったワークスタイル
私はもともと睡眠時間が少ない傾向にある。
さすがに1日3時間を続けると倒れそうになるが、5時間程度寝られれば頭はすっきりしている。
ただ、あさ早く起きることが嫌いだ。
エンジニアのような完全ホワイトカラーで知的労働の仕事で朝、決められた時間に出勤というのは非常に生産的ではない。
頭が回っているときの1時間は回っていない5時間以上の価値がある。
個性を無視し、組織、集団のためといいくだらない規則を作るのはなぜだろうか?
朝同じ時間に来るメリットもそんなに感じられない。
あったとしても、自分に合ったライフスタイルで効率よく仕事ができるメリットには勝てないだろう。
お客ありきの営業はまた、違った話になってくるだろうが。
いちいち他がどうとか考える必要はない、その組織、その職、
生産性が高くなる方法をいろいろと試すことが重要である。普段何気なく、当たり前になっているワークスタイルを一度見直してみてはいかがだろうか??
わざわざ眠い中起きて、満員電車に乗る必要性はこの1年間考えてみたが、
皆無に等しかった。
リスクを理解することと許容することでは天と地の差がある
相場の世界で、玉を持つということはリスクをとるということだ。
これは万人の共通理解だと考えてよいだろう。
しかし、リスクを許容しているだろうか? リスクを理解することは簡単である。
リスクを許容するというのは、認識しているリスクに対策を打つことである。
人は、勝つか負けるか分からない(いわゆるランダム)なこと柄に対して、
楽観的な視点を持ちがちである。
そして負けると常に運のせいにしたがる。
その思考こそが期待値を下げている要因なのである。
リスクを許容するということは負けても勝っても、責任はすべて自分の行動にあると認識することなのである。
何事もそうだが、相場や運、人のせいにするのは簡単だ。
それらが、どうにかできものならそいつらのせいに思う存分するればいい。
自責に何もかもしてしまっては思考停止に陥ってしまう。
ただ、ランダムな事柄、自分がどうしようもない事柄に対してそのせいにするのはいかにも滑稽である。
世の中にはコントロールできないことと、できることの2つのみ存在する。
コントロールできないことを嘆き、できることを無視するのは簡単だが、
どちらが期待値が高いかは明々白々である。
大切なのはわくわくするかどうか
仕事や物事、生きる上で重要なことはわくわくするかどうか?である。
今、自分がやっていることはわくわくしているだろうか?
くだらないルーティンになっていないだろうか?
時間があるときに考えてみると良い。
自分は何に心が躍りなにがつまらないのか。
確かに、何も思考せずにただ生きているのは楽である。昔からよく言われることだが、楽と楽しいの間には天と地の差がある。
生まれたからには楽しいを求めるべきだろう。楽は楽しいを求めるための手段の1つでしかない。
つまらないことは楽をして解決し、ほんとに面白いことに時間を費やし、楽しめばいい。
それが死ぬ直前に後悔しない方法だと私は考えている。