裁量と責任が人を成長させる。
裁量と責任は人の成長に必須である。
もし、裁量が小さく責任もあたれらなければまず自分事にできない。
なのに、自分事にしろとよく言われるのではないか?
自分がミスをしても他人が責任を取り、くだらない細かいことまでいちいち無駄な時間をかけて確認が必要となる。
あまりに「無駄な時間」に対して、意識が低い人が多い。
確かに効率的でない時間を過ごしてでも確認等は行ったほうが良い。
ただ、それは時間が無限にある場合のみだ。
多くの人は人生が無限にあると思っているのではないだろうか?
人生は有限である。
期待値が低い時間を過ごせば、その分目に見えない機会損失をしているのである。
そういった、効率的でない時間に対しての意識が低いから
ただ言われてたことをやって満足している人が多いのである。
いわゆる思考停止状態だ。
多くの意思決定を他人に任せていると本当に何もできないことになる。
言われたことしかできないのであれば、それは自分じゃなくてもできる仕事である。
そんな仕事そのうちAIなどに奪われてしまう。
確かに、実力がないものに裁量と責任を与えるのは難しいかもしれない。
ただ、いつも思うのは難しいってなんだと。
色々な成功が積み重なり、人がふえ、クライアントが増え、身動きが取れなくなって
細かいことですら上が判断しざる負えない。
確かに組織、事業の継続は大切だが、変化しないものはいづれ朽ちる。そんなものは歴史を見れば明々白々である。
目の前の利益、目の前の事業を継続させるよりも、もっと多くの裁量、思考、責任をあたえもっとクリエイティブなことに時間を割かせたほうが個人としても、組織としても社会にもよりよい影響を与えるのではないか?
挑戦と思考、夢がなくなっては人は何のために生きているんだろう?