本当に重要なことはさじ加減1つで変わってしまような微妙で、細かいこと。
前回の記事に引き続き、「SMARTCUTS」の紹介だ。
2週目を読むくらいには気に入っている本だ。
さて、表題の言葉について。これは優秀なメンターからの学び方である。
自分がこの人から教わりたいと思い、実行したとしてもその人が教えるのが得意ではないかもしれない。
だが、確かに優秀なのである。
前職から仕事をしていて私も感じることがある。本当に重要なことは一緒に生活、仕事をして初めてわかる。
言葉で簡単に言い表せることなどたかが知れているのだ。
その本当に些細な重要なことを見抜けるかどうがかで、自分の成長スピードは変わってくる。
結局これも優秀たる習慣を見抜けるかどうか問う話である。
本当に大事なことは常にしみつき、習慣化されているのだ。
我々、成長過程にいる人々はこの習慣を真似し、自分のものにしていく必要がある。
人は「ハードルが低い」と感じた時のみ積極的にかかわろうとする。
この[SMARTCUTS]という本はおすすめである。
題名の言葉もこの本の1部に書かれている。
このハードルが低いと感じるというのは非常に重要なことである。
大きなことをやりたいけど、何をやっていいかわからないから何もしない。
ということが往々にして多くの人に起こり得るからだ。
この小さな成功体験が非常に重要なのである。
この本に面白い例で紹介されている。
つまようじをテレビに変える方法である。
考えてみてほしい、いきなりつまようじをテレビに変えようとすると、
頭を抱えて何をすればよいかわからない。
しかし、つまようじをガムに帰るのはどうだろうか?
これならできそうな気がする、ではそのガムをボールペンに…
と、どんどん大きなものと交換していく。
そうしていくことで最終的にテレビに行きつくのだ。
このように、ハードルが低いと感じることを速攻でやって、鬼束でPDCAを回すことが重要なのである。
また、このようなつまようじをテレビに変えたという成功体験は非常に銃なものとなる。
なぜなら、つまようじをテレビに変えることへのハードルが低くなるからだ。
そうすることにより、次このハードルの低さを使い、より大きなものを手に入れることができるだろう。
大きなことを成し遂げたいとき、まず今できることを考えそれを鬼束でやっていく。
これぞまさに圧倒的成長である。
ラテラル・シンキング
普段仕事をしているとラテラル・シンキングの重要さを非常に感じる。
いわゆる水平思考のことだ。
ある物事に対して多くの視点思考することである。
大抵の場合、多くの人々は一つの目的に対して一つの解決方法しか考えない。
それが、脳を腐らせるのだ。
仕事をしているとどうしてもルーティンワークが増えていく。
そこで思考が停止し、ただ無駄に時間を過ごしていく。
組織として無駄かどうかなど聞いていない。自信にとって無駄かどうかが重要なのだ。
必要な思考しないルーティンワークなど全て外注してしまえと思っている。
それか、全て自動化してしまうのが吉だ。
まず、目的を持つ。
その目的に対して、10個方法を考え実行する。
この習慣をつけることこそが、成功へのSmartCutなのである。
勉強とは必要な情報を取得するために行うことである
「勉強とは必要な情報を取得するために行うことである」
この本に書かれていた言葉だ。
現代社会では、ありとあらゆる情報がスマホやpcから取得できる。
いわゆる情報過多である。
ここで重要になってくるのが、どの情報が必要か?不必要か?正しいか、正しくないか?
ということである。
ひたすら暗記をし、知識を得ることの価値はなくなってきている。
知りたいことがあればグーグルで検索すればよいだけなのである。
グーグルは大き知識の箱なようなもので、重要なのはその箱の中からほしいものを効率的に取得する方法を学ぶことである。
いまやググり力は一つのabilityなのである。
教育先進国と言われている、フィンランドではこれと似たような(時代に合った)ものになっている。
子供に九九を覚えさせないのである。その代わりに電卓を使わせる。
もうお気づきの方もいると思うが、この二つの共通点は「覚えること」ではなく
「道具の使い方を学ぶこと」なのである。
ただの思考停止の暗記の時代は終わった。効率的に道具の使い方を覚えて、人一倍、有意義な情報を吸収しようではないか。