ついに日本でも超高速取引業者に規制がはいる。遅すぎるくらいだ。
ついに、超高速取引業者に登録制導入されることになった。
詳しくは上記の本を読むと大変わかりやすい。著者はあの映画にもなった
「the big short」と同じ作者である。
一般的に短期売買は市場に流動性を与える役割を持っており、市場に貢献しているといわれる。
しかし、この超高速取引に限っては別の話である。
我々が買うべき株を先回りし、買いそれを我々に割高で売ってくるのである。
流動性を与えるというような話ではない。ただただ我々が損をするだけなのだ。
要するに市場から甘い汁をすすっているだけである。
日本はアメリカと違って、取引所が東証に集中しているから大丈夫だと謳うものもいるがそんなことは言っていてはあっという間に侵食されてしまう。
今回の金融庁の動きがよい例だ。
個人的には数年前に、金額の動きが1円単位から0.1単位に変わったときからおかしいとは思っていた。
あれは超高速取引業者のための制度ではないのか?
つくづく無知は怖いものだと思う。
何も知らず、なされるがままに利益が吸い取られないようしっかり考えていかねばらならない。
また、この考えがもっと市場に浸透し、声を上げていく必要がある。
そうしなければ、いずれ市場の崩壊がくる。